
問題社員の正しい辞めさせ方 増補版
新田龍
累計読者数3
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star総合評価 45/100
start序盤集中型
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この本について
問題のあるメンバーにどう向き合うかって、現場にいると本当に迷います。注意しても響かないし、配置換えしても改善の兆しが見えない。とはいえ、いきなり強い手段に踏み切れば、それはそれで会社が大きなリスクを抱える。感情も揺れるし、手続きも怖い。このあたりのモヤモヤは、僕自身ずっと抱えていました。 この本は、その曖昧な不安を「具体的にどう考えて、どう記録し、どう動くか」に落とし込んでくれます。特に、能力不足への対応を段階的に進める流れや、配置転換や教育の“どこまでやれば十分と言えるのか”が書かれている部分は、現実的でありがたいと感じました。また、退職勧奨のように相手の尊厳を守りながら進める方法についても、過度にテクニックに寄らず、冷静なスタンスで説明されています。いわゆる正義論ではなく、法律の考え方と実務の落としどころが並列で語られているのも読みやすい点でした。 最終的には、相手を突っぱねるのではなく、改善の可能性を信じて事実を積み重ねる姿勢が大事なんだよな、と気づかされます。こういう地味なプロセスこそ後から自分を助ける。問題のある社員対応を「感情だけで判断したくない人」に、静かに刺さる一冊だと思います。
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