
認知症にならない ストレスマネジメント 医師が実践する 脳ダメージをはねのける方法
石黒 成治
サンマーク出版 / 2025-01-30
この本について
最近、ちょっとした物忘れや疲れやすさがあると、「このまま放っておいて大丈夫なんだろうか」と不安になることがあります。ストレスが多い日が続くと判断力も落ちて、結局また自分を責めてしまう。このあたりのモヤモヤは、僕自身もずっと抱えてきました。 この本が面白いのは、「脳の状態は遺伝で決まる」という思い込みを少しほぐしてくれるところです。ストレスに弱いかどうかも、エピジェネティクスという仕組みを通して、食事や睡眠、運動で変わる可能性があると知るだけで視界が少し拓けます。緑茶やカカオ、食物繊維、ショウガみたいな身近な食材が神経細胞のストレス処理を助けたり、運動が海馬の萎縮を防ぎやすくしてくれたり、話は難しそうなのに日常でできる行動に落とし込めるのがありがたいところです。 特に僕は、ミトコンドリアがストレスの“標的”になる、という部分が腑に落ちました。なんとなく疲れが抜けない日が続くときに、ただの気合不足ではなく、細胞レベルでダメージが蓄積している可能性を知ると、生活の立て直しを「やらなきゃ」ではなく「やってみるか」に変えられます。 ストレスに振り回されやすい人、生活習慣を整えたいけれど何から手をつけるか分からない人には、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
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