
世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全 (文春e-book)
ジェームズ・グッドウィン and 森嶋 マリ
この本について
最近、自分の集中力や気分の波が読めなくて、仕事の合間にぼんやり座り込んでしまうことが増えました。運動も食事もそこそこ気をつけているつもりなのに、なぜか頭が重い。そういう日の「理由のわからなさ」が、一番しんどかったりします。 この本を読んでまず刺さったのは、「運動していても長時間座れば帳消しになる」という指摘でした。どうしても仕事中は座りっぱなしになりがちで、それだけで記憶を司る脳の領域が縮む可能性があるというのは、ちょっとショックでした。でも逆に言えば、こまめに立つだけで脳の状態が変わる余地があるということでもあります。 もう一つは、食べ方の話です。食べすぎるほど脳機能が落ちる一方で、少しカロリーを抑えると記憶や学習が良くなるという研究が紹介されていて、「お腹がすいたと感じる時間を一日に一度つくればいい」という現実的な落としどころが印象的でした。断続的断食のような大げさなルールではなく、気分の変化がわかるレベルの工夫があれば十分なんだと感じられます。 さらに、ストレスが強いほど微量栄養素が足りなくなるとか、腸から脳へ送られる情報が圧倒的に多いとか、知っているようで抜け落ちていた身体と脳のつながりが改めて腑に落ちました。大事なのは努力量ではなく、日常の小さな行動が脳にどう影響するかを知っておくことなんだと思います。 自分の不調の理由が「気のせい」では片付けられない気がしている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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