
疲れない体を脳からつくる ボディハック
鈴木孝佳
イースト・プレス / 2020-08-07
この本について
朝起きた瞬間から頭がぼんやりしていたり、夜は疲れているはずなのにうまく眠れなかったり、「なんで自分だけこんなに調子が波打つんだろう」と思うことが僕にもあります。食事や運動を気にしているつもりでも、いまいち噛み合わない。そんなときに読んで腑に落ちたのが、この本でした。 面白かったのは、体の不調が「筋肉の弱さ」ではなく、脳の側のバグから起きている可能性が高いという視点です。例えば、寝起きのエンジンがかからないのは単純に脳の燃料不足だったり、呼吸が浅いせいで酸素がうまく運ばれず体が常に緊張モードになっていたり。僕自身、午前中ずっと体がだるかった理由が、ただの“ブドウ糖切れ”かもしれないと知って少し力が抜けました。 さらに、運動不足と情報過多で“体が迷子”になるという説明も妙にリアルでした。姿勢が崩れたり、やたら疲れやすかったりする裏側には、触覚や平衡感覚みたいな土台の刺激不足がある。だからいきなり筋トレではなく、呼吸からアップデートして、脳に正しい地図を描き直してもらう。この順番があるだけで、自分の体の扱い方に少し優しさが生まれます。 体の変化を数字よりも「感覚」で捉えたい人や、なんとなくずっと疲れている理由がわからないまま走り続けてきた人には、かなりしっくり来ると思います。僕もまだ試行錯誤ですが、まずは朝ごはんの意味や呼吸のクセを見直すだけで、少し生活が扱いやすくなりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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