
人生の岐路に立ったとき、あなたが大切にすべきこと
ブルース・ファイラー
インプレス
この本について
最近、仕事でも私生活でも「なんでこんなにトラブルが続くんだろう」と感じることが増えていませんか。ひとつ片づけば、また別の問題が来る。自分だけがバタついているような気がして、気持ちが置いていかれるあの感じです。僕も似たような時期があって、この本を読んだときに初めて「これ、みんなそうなんだ」と少し肩の力が抜けました。 著者は、人生には平均30〜40回もの“破壊的要因”が起きると書いています。正直、最初は多すぎると思ったんですが、読み進めると「確かにそんなもんかもしれない」と腑に落ちていくんですよね。しかも、それらは必ずしも大事件じゃなくて、人間関係や仕事、健康のちょっとしたほころびが重なって大きな揺れになる。その現実を知るだけで、自分の混乱を異常扱いしなくて済むようになりました。 もう一つ大事なのは、揺れそのものは選べなくても、そこをどうくぐり抜けるかは自発的にしかできないという視点です。状況が変わるのを待つというより、物語の歩き方を少しずつ変える。迷路の壁が動く前提で生きる、というイメージに近いかもしれません。僕はこれを知ってから、変化への身構え方がちょっと現実的になりました。 「最近、予期せぬ変化が続いて心が追いつかない」という人には特に合うと思います。人生の揺れそのものを小さくする本ではないけれど、揺れの中でどう立ち続けるかの感覚を、少しだけ整えてくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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