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別冊NHK100分de名著 宗教とは何か

別冊NHK100分de名著 宗教とは何か

釈 徹宗, 最相 葉月, 片山 杜秀, and 中島 岳志

NHK出版 / 2024-06-25

累計読者数3
平均ハイライト数 16.7件/人
推定読了時間 約2時間4分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 75%

この本について

なんとなく「自分の軸ってどこにあるんだろう」とか、「いろんな価値観に触れるたびに気持ちが揺れる」とか、そんな感覚を抱えている人は多いと思います。僕も仕事で判断を迫られる場面が増えるほど、結局“自分は何を拠りどころにして動いているんだろう”と立ち止まることが増えました。 この本が面白いのは、宗教そのものを学ぶというより、「人は何を絶対と思い、どうしてそこに従うのか」という仕組みを丁寧に見せてくれるところです。天皇制、オウム、キリスト教や仏教、多元主義、認知的不協和…。一見バラバラに見える話が、「人は自分の理屈だけでは整理できないものに、どう折り合いをつけて生きているのか」という一点に向かって収束していきます。読んでいると、自分が日々抱えている“説明できないモヤモヤ”の輪郭が少し見えてくるんですよね。 僕が特に効いたのは、与格的な生き方の話でした。何でも自分の意志でコントロールしようとする主格から、やってくるものを受け止める器としての在り方に切り替えるという視点。それが急にできるわけじゃないけれど、「散歩してみたらどうですか」という地に足のついた提案は、妙に腑に落ちました。宗教を遠いものとして扱うのではなく、“人がどうやって生を引き受けてきたのか”を身近に感じられる本です。 自分の考え方が揺れやすい人、正しさの基準にいつも迷ってしまう人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「信じること」を解明する 「100分de宗教論」(2024年1月2日放送)が待望の書籍化!『予言がはずれるとき』『ニコライの日記』から『大義』『深い河』まで。豪華著者陣が名著の核心を読み解きながら、心理学やノンフィクション、政治学、文学といった「多角的な視点」で宗教をとらえる。新たな取材を加え議論を分かりやすく整理した決定版!
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