
すぐれたリーダーほど自分にやさしい
若杉忠弘
かんき出版 / 2024-08-07
この本について
仕事が終わっても頭の中でずっと仕事が回り続けていたり、つい「自分が頑張ればいい」と抱え込みすぎてしまったり。リーダー職に限らず、人を支える立場にいると、気づかないうちに自分を後回しにしてしまうことがあります。弱音を飲み込む癖がつきすぎて、気づいた頃には心も体もカラカラ…そんな経験、僕自身もよくあります。 この本が面白いのは、「優しくする=甘やかす」ではなく、ちゃんと自分を扱えるようになることがリーダーとしての力強さにつながる、というところです。たとえば、つらい経験を避けずに丁寧に振り返ることで、判断の軸が整っていく感じがありますし、休むことを“仕事のため”ではなく“自分のため”と捉えられるようになると、翌日のパフォーマンスが驚くほど変わります。そして、自分のニーズを理解できるようになると、不思議と相手のニーズも見えるようになり、衝突が減るどころかコラボの質が上がっていくんですよね。 特に響いたのは、「リーダーだからこそつらい気持ちになる」という視点の転換です。落ち込んだ自分を否定するんじゃなくて、状況に対して自然な反応なんだと理解できると、一気に余裕が戻ってきます。そこからようやく、役割やタスクの調整、人間関係の工夫といった現実的なアクションにも目が向くようになる。 自分を責めるループから抜け出せずにいる人や、「頑張ることに慣れすぎてしまったリーダー」に、特に効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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