
科学的根拠(エビデンス)で子育て――教育経済学の最前線
中室 牧子
KADOKAWA / 2024-02-15
この本について
子どもの将来を考えるとき、「結局いま何を優先すべきなんだろう…」と迷う瞬間が多いですよね。勉強も大事だけど、それだけでは足りない気もするし、かといって習い事を増やす余裕もない。そんなモヤモヤを抱えながら、自分なりに情報を集めてきて、ようやく腹落ちしたのがこの本でした。 この本のいいところは、「なんとなく良さそう」ではなく、実際のデータから“意味のある行動”を示してくれるところです。例えば、リーダー経験が勉強時間を減らす一方で、意欲や自主性を押し上げ、結果的に学力まで高めてしまうという話。私自身、子どもの頃にもっとこういう視点を知りたかったと思いました。また、スポーツが将来の収入や忍耐力にまで影響するというエビデンスは、部活や習い事をどう考えるかの基準にもなります。さらに、非認知能力が長い人生のどこで効いてくるのかを、「自制心が弱いと何が起きやすいか」「向社会性はどう育つか」といった身近な例で示してくれるので、親としての行動が具体的にイメージできます。 結局のところ、子育てって“正しい答え”よりも、“いま取れる一歩”をどう選ぶかだと思うんですが、この本はその一歩を現実的にしてくれる感じがあります。特に「学力だけでは測れない力をどう伸ばせばいいか悩んでいる人」にはかなり刺さるはずです。 データは冷静なのに、読み終えたあとにほんの少しだけ気持ちが軽くなる。そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




