
「エブリシング・バブル」リスクの深層 日本経済復活のシナリオ (講談社+α新書)
エミン・ユルマズ、永濱利廣
講談社 / 2024-09-20
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この本について
最近、「円安はどこまで続くんだろう」「インフレって本当に大丈夫なのか」「AIバブルって結局どうなるの」と、ニュースを見るたびに気持ちがざわつく瞬間が増えました。自分でも投資や家計をどう判断すればいいのか迷うのですが、この本を読んで、視点が少し落ち着いたというか、状況を立体的に見られるようになりました。 特に印象的だったのは、為替や金利が動くときの“裏側のメカニズム”がちゃんと説明されているところです。例えば、円安が極端に進んでいる理由が単なる「日本が弱いから」ではなく、アメリカの中立金利を大きく超えた引き締めや、デジタル赤字といった構造的な要因にあること。あるいは、「日銀は利上げできないから日本円は紙くずになる」という極端な言説に、中央銀行の仕組みや他国の事例を踏まえて現実的に反論しているところも、個人的にはかなり助けられました。 それに加えて、半導体やサプライチェーン、リパトリエーションなど、日本が実は強みを持っている分野の話も、ニュースでは断片的にしか見えない部分が一本の線につながる感覚がありました。為替や株価の上下に気持ちを振り回されやすい人ほど、「何が短期の揺れで、何が構造の変化なのか」を見分けるヒントが得られるはずです。 経済ニュースを見るたびに不安が湧いてくる人、あるいは投資や働き方の判断に根拠がほしい人には、かなり刺さる内容だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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出版社による紹介
激動の世界経済、それでも株も賃金もまだまだ上がる! インフレからの「日経平均30万円の時代」に備えて私たちの資産を守るには? ついにはじまった「エブリシング・バブル」崩壊、この先、日本はどうなるのか? 大注目の経済評論家二人が「日本株」の実力と可能性を見極めた日本人必読の書! 第一章日銀マネーがバブルを延命させてきた 第二章「世界インフレ」と日銀 第三章「インフレで借金帳消し」が政府の目的 第四章「トランプ再選」と「第三次世界大戦」 第五章「投資している人」は勝ち組 エミン・ユルマズ「まえがき」より 日本でも今後インフレが定着します。インフレの脅威が金融緩和の時代を終わらせるでしょうが、それは金利のある世界の到来を意味しています。金利のある世界が戻れば、相場の価格発見機能も復活するでしょう。 (対談相手の)永濱さんとはテレビ出演をきっかけに知り合い、日本や世界が抱える問題について大いに意気投合しました。お互い課題へのアプローチや手法は違っていますが、同じような結論を導き出していたことに最初は驚きを感じました。
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