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日本のものづくり哲学(増補版) (日経文庫)

日本のものづくり哲学(増補版) (日経文庫)

藤本隆宏

日経BP / 2024-12-18

累計読者数3
平均ハイライト数 99.7件/人
推定読了時間 約5時間36分
star総合評価 63/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

仕事で判断するとき、「結局どこを見ればいいんだろう…」と迷うことが多いんですよね。数字やスローガンだけ追いかけても、現場の実感と結びつかなくて手応えがない。自分もそんな時期が長くて、強気と弱気の波に振り回されている感覚がありました。 この本がよかったのは、ものづくりを「設計情報がどう流れているか」という視点でとらえ直してくれたところです。トヨタ方式の核心も、工場の強さと本社の弱さのズレも、ぜんぶこの流れの良し悪しで説明されていくので、抽象論ではなく具体的に現場の光景が浮かぶんです。また、「産業ごとの本質的な違い」を無視した議論が自信過剰や自信喪失を招く、という指摘にも救われました。状況を一枚の地図で語ろうとする無理を、自分もやっていたなと気づかされます。 さらに、組織能力が強いのに収益が弱い日本企業の“ねじれ”をどう読み解くか、という話も刺さりました。裏側で積み上げてきた力と、顧客から見える表の力が必ずしも一致しない。そのギャップをどう埋めるかを考えるきっかけになります。 「現場の強さをどう戦略につなげればいいのか」がぼんやりしている人に、とくにしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■ 本書は、ものづくり経営のロングセラー『日本のものづくり哲学』の増補改訂版です。 「ものづくり現場」から発想する戦略論とは何か、なぜ今の日本に必要なのか、どうしたら展開できるか、をまとめました。 ■ 著者は、約40年にわたって日本の自動車産業を分析してきた現場主義の経営学者です。 ■ 中国企業との競争の考え方、ゴーン改革の評価、提言の検証など、刊行後の動向を踏まえた解題を各章に掲載。 ■ ものづくり企業のビジネスパーソンのみならず、政策立案に携わる官僚、成長戦略をアドバイスするコンサルタントにとっても必読の書です。
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