
わたしの信じたディフェンス: 2025年版バスケの大学教科書
三原学
この本について
バスケの指導って、技術を教えるほど「結局どこから直せばいいんだっけ…」みたいな迷いが出ませんか。走り方ひとつ、ポジションの切り替えひとつ、チームで基準がバラついていると、練習はしているのに何も積み上がらない感じが残るんですよね。自分も部活のサポートをしていた時期、まさにそこでつまずきました。 この本が刺さるのは、そういう曖昧さをほどくポイントが、驚くほど実務寄りで書かれているところです。たとえば「ボールが空中にあるうちに動け」という一文。よくある根性論じゃなく、具体的に“いつ動くか”を一致させるだけでディフェンスのズレが一気に減る感覚があります。また、ポジション移動はクロスステップに統一する、方向づけは何でもいいけれど“決まっていない状態”だけは排除する――こういうチームルールの「決め方」が明確になるのもありがたい点でした。技術向上というより、迷いを減らして速さを引き出す方向づけが中心なんです。 読みながら思ったのは、結局どの世代でも、上手い下手より「やりすぎていい3つの行動」をどれだけ徹底できるかが効いてくるということ。リバウンド、声、走る。これなら、どんな選手でも今日からチームに貢献できる。指導される側にも、指導する側にも、無理のない現実的な変化が生まれます。 こんな人に刺さります。技術以前に「チームとして何をそろえるか」でずっと悩んでいる指導者やプレイヤー。自分と同じように迷っている人には、かなり手触りのある一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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