
毎日読みます (集英社文芸単行本)
ファン・ボルム and 牧野美加
累計読者数8
平均ハイライト数 5.1件/人
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%
この本について
本をたくさん読んでいるつもりなのに、読んだはずの内容が思い出せなかったり、次に何を読めばいいのか迷ったり、そもそも「自分は何のために読んでいるんだろう」と立ち止まってしまう瞬間ってありますよね。読書が好きだからこそ生まれるモヤモヤで、僕自身もたびたびこの壁にぶつかります。 『毎日読みます』は、その迷いの中から抜け出すための“派手ではないけれど確かな手がかり”をくれる本でした。印象的だったのは、読み終えた内容を覚えていなくても、読んだ自分が少しでも変わっていればいい、という視点です。あの感覚を言葉にしてくれたことで、読書の結果を急いで確かめようとする癖が少しゆるみました。また、気に入った文章をメモしておき、後で読み返すだけで気持ちが立て直されるという話は、実際にやってみると驚くほど効きます。大きな本ではなく、一行の言葉に助けられる日って確かにあるんですよね。そして、古典と現代の本をバランスよく読むという提案も、読書の幅を「どう広げるか」ではなく「どう整えるか」として捉え直させてくれました。 本を読む理由が揺らいだときや、読書のペースが乱れてしまったとき、自分の読書をもう一度好きになるための視点を探している人に刺さる一冊だと思います。読書の悩みを抱えたままでも、そこからゆっくり抜け出す道筋が見えてくる本でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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出版社による紹介
「本を読みたいけど、読めない!」 現代の忙しい私たちは、いったいどんな本を読めばいいのだろうか? または、どうやったら本が読めるだろうか? 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者が、具体的な方法と作品タイトルをもって贈る、やさしい読書エッセイ。 焦燥感と罪悪感にかられるあなたの背中を、そっと押してくれる全53章。 【著者プロフィール】 ファン・ボルム 小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。 著書として、エッセイは本書のほか、『生まれて初めてのキックボクシング』、『このくらいの距離がちょうどいい』(いずれも未邦訳)がある。 また、初の長篇小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(牧野美加訳、集英社)が日本で2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞した。 【訳者プロフィール】 牧野美加(まきの・みか) 1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)のほか、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、キム・ウォニョンほか『日常の言葉たち:似ているようで違うわたしたちの物語の幕を開ける16の単語』(葉々社)、イ・ジュヘ『その猫の名前は長い』(里山社)など訳書多数。
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