ヨムナビ
限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

為末 大

SBクリエイティブ / 2016-07-26

累計読者数9
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約2時間17分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

目標を立てても続かない、頑張っているはずなのに伸びている感じがしない。そんなとき、自分の中にある「見えない枠」に気づけず、同じやり方をひたすら繰り返してしまうことがあります。僕もよく、量でなんとかしようとして空回りしてしまうのですが、この本を読んで、その“限界のつくり方”そのものが間違っていたかもしれないと思いました。 為末さんは、限界は気合いでは突破できないことが多いと言います。むしろ、今の延長線上にある要素を六〜七割だけ残しつつ、残りを変えてみるくらいの路線変更がちょうどいいとか。あるいは、あえて想定外が起きる環境に身を置いてみると、頭が強制的に働きはじめて、行き詰まりから抜け出せる瞬間があるとも語っています。大きな夢を掲げるより、目の前の問題に集中して改善を繰り返すほうが結果的に遠くまで行けるという話も、妙に現実的でしっくりきました。 読んでいて感じたのは、「自分の限界って、実力じゃなくて“思い込みの構造”なんだな」ということです。憧れが強すぎると自分を否定してしまうとか、長く同じ場所にいるほど自分らしさが見えなくなるとか、心当たりがある人は多いと思います。僕自身、目標にこだわりすぎて身動きが取れなくなるタイプなので、「目標そのものが檻になる」という指摘はかなり刺さりました。 大きく飛躍したいというより、「いまの停滞を静かにほどきたい人」に向いている本です。無理に前のめりにならなくても、自分の枠を少しずつずらすことで道が見える。そんな読み味でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

為末 大の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「限界」とは、「乗り越える」ものではない 元世界陸上銅メダリストが明らかにする「才能」と「限界」のメカニズム ★リオ・オリンピック2016開催で注目! オリンピック3度出場の侍ハードラーが明かす、心のブレーキの外し方。 ★「考え方を変えれば、結果は変わる!」 アスリートからビジネスマンまで。 ストッパーを消して、劇的にパフォーマンスが上げる心の操縦法とは? ★あなたも、みずから「限界の檻」に入っていませんか? 心理学で明らかにされる、あなたの可能性をおさえる空気の正体…… 3度のオリンピックに出場、400mハードルの日本記録保持者でもある著者が 心理学・行動科学の研究と出会い、自らの体験・アスリートの成功と挫折を 分析するなかでたどりついた境地。 「目標設定」「まわりの期待」「努力」「夢」…… これまで、モチベーションと思われていたものは すべて、限界をつくり、才能にふたをする障害だった。 100m走で世界記録が出たとたんに、続々と記録を破る人が続く。 メジャーリーグで一人成功すると、次に続く人がどんどん現れる。 人間にとって「限界」とは何なのか。 それは、脳の思い込み。自分で作った檻なのではないか――。 本書は、自分の眠った才能を発揮したいというビジネスパーソンに向けて、 これまでとはまったく別のアプローチで提示する、枠を超える発想術。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要