
大阪ことばの謎 (SB新書)
金水 敏
SBクリエイティブ / 2025-04-30
累計読者数4
平均ハイライト数 12.8件/人
推定読了時間 約3時間46分
star総合評価 48/100
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この本について
言葉って、仕事でも日常でも「正しさ」みたいなものを求められがちですが、実際は自分の話し方に自信が持てなかったり、「相手との距離感、どう作ればいいんだろう…」と迷うことが多いですよね。特に関西の人と話すとき、テンポや距離の詰め方が違って戸惑う、という声はよく聞きます。 この本は、そういうモヤモヤに対して、方言を「性格」や「マナー」として扱う視点をくれます。たとえば、大阪の人がオノマトペを多めに使うのは、単なる口癖ではなく「臨場感を共有したい」という文化的な欲求の表れだと説明されます。関東の「丁寧さ=距離を保つ」スタイルとは、そもそもの前提が違うわけです。また、「ほんものの大阪弁なんて存在しない」という指摘も、言葉に正しさを求めすぎて疲れている人にはふっと肩の力が抜けるはずです。 さらに面白いのは、関西弁の軽やかさを支える「ん」のリズムと、関東の歯切れを生む「っ」のリズムの対比。音の違いがコミュニケーションの印象まで左右していると分かると、相手の話し方に対する感じ方も変わってきます。 言葉に振り回されがちな人、人間関係の温度感に悩みやすい人にとって、これは辞書ではなく“他者の感じ方を理解するための説明書”のように働いてくれる一冊だと思います。
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出版社による紹介
私たちはなぜ大阪弁・関西弁的な表現をつい使ってしまうのだろうか? その問いの先に、私たちのコミュニケーションを背後で支えている感覚が見えてくる。 日本語学の泰斗にして役割語研究の第一人者が、文楽、落語、小説、漫才、インタビュー、マンガ、アニメ、ドラマ等の幅広い資料を参照しながら、ことばと文化をめぐる謎に正面から挑む。 一度キチンと知っておきたかった 「大阪ことば」のあれやこれや。 目からウロコとはこのこと! ほんまにほんまに。 ――万城目学(小説家、大阪府出身) ※カバー画像が異なる場合があります。
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