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ファスト化する日本建築 (扶桑社BOOKS新書)

ファスト化する日本建築 (扶桑社BOOKS新書)

森山 高至

累計読者数5
平均ハイライト数 2.4件/人
star総合評価 40/100
boltライト読書型
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この本について

家を見たり街を歩いたりすると、「日本らしさって結局なんなんだろう」とぼんやり考えてしまうことがあります。瓦屋根や木の外装を見るとそれっぽく感じるけれど、それが本質なのかと言われると自信がない。自分もずっとその違和感を放置したまま過ごしてきました。 この本は、そういうモヤモヤに対して、風土と技術と歴史の積み重ねという視点を静かに差し出してくれます。雨が多い国だから屋根が傾く、排水技術の進化で屋上が「床」として使えるようになる。木の文化が地域ごとに育った背景に、四百を超える雨の言葉がある。こういう話を読んでいると、建築を“デザインの記号”で捉えていた自分の目線が少しずつ修正されていく感覚がありました。那珂川町馬頭広重美術館の例も、見た目ではなく土地との関係性で読むとまったく違って見えてきます。 大げさに人生が変わるタイプの本ではないけれど、「なんとなく建築に興味はあるけれど、表面的な話に終わってしまう」という人にはしっかり効きます。自分と同じように、景色の裏にある理屈を知るのが好きな人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

早い工法、安い建材、簡単な計画── 最近の建物、 なにかがおかしい!? ・「木」を貼りたがる公共施設 ・写真映えを優先する建築デザイン ・迫るタワマンの「大規模修繕」問題 ・理念のない大阪・関西万博 ......etc. 建築エコノミストが現代日本の建築業界を蝕む「腐敗」を斬る!
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