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世界の経営幹部はなぜ日本に感化されるのか 伝統文化の叡智に学ぶビジネスの未来 (日本経済新聞出版)

世界の経営幹部はなぜ日本に感化されるのか 伝統文化の叡智に学ぶビジネスの未来 (日本経済新聞出版)

高津尚志

日経BP / 2025-04-28

累計読者数4
平均ハイライト数 16.3件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でも生活でも、気づけば「効率よく動かなきゃ」「成果を出さなきゃ」と自分を急かしてしまう時があります。なのに、肝心の自分の状態や気持ちに追いつけていないような、どこか落ち着かない感じだけが残る。僕自身、ずっとこのモヤモヤを抱えたまま走っていた気がします。 この本に出てくる海外の経営幹部たちが、日本に来てまず驚くのは「立ち止まって考える」という営みそのものでした。掃除を通じて心身を整えることや、1日5分でも姿勢と呼吸を意識すること。そんな一見シンプルすぎる行為が、実は未来へ備えるための力になるという指摘は、自分の生活にもそのまま置き換えられました。成果のために急ぐ前に、まず環境や自分を整える。頭では知っていたつもりのことが、実践と結びつく形で語られると、こんなに腹落ちするのかと感じました。 もうひとつ印象的だったのは、比較や外側の評価から少し距離を取るという視点です。優越感と幸せは別物だという話や、「自分とはなにかを明らかにする」という姿勢に触れると、焦りの正体が少し静かになる。いまの延長線上だけでは考えにくかった選択肢が、すっと見えてくる感覚がありました。 成果を追いながらも、どこかで「このままでいいのか」と感じている人に刺さる一冊だと思います。急がない時間をどう作るか、そのヒントが具体的な形で並んでいます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

禅・生け花・合気道……。 トップビジネススクールに学ぶ企業幹部たちは「匠」の技を体験してどう変わったのか? 世界競争力ランキングで知られるIMDが日本で実施した話題の「文化体験プログラム」内容をライブ感ある筆致で紹介! 混迷する世界の社会・文化・経済状況を乗り越えるための代替的な価値観として、今あらためて、日本古来の自然観や生き方・働き方の哲学が求められていることが理解でき、日本文化の価値を再発見できる一冊。 この本の目的は、「難しいこの時代を生きる世界中の私たちに、代替的な在り方・生き方・歩み方を示してくれるもの」としての、日本の文化に潜む思想や方法を明らかにし、より実践に近づけることにある。そのための大事な取り組みを行う機会を得た。2023年5月のこと。世界各国、30名の経営幹部が東京に集った。(プロローグより)
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