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強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化

強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化

宮森千嘉子 and デイヴィッド・リヴァモア

日本能率協会マネジメントセンター / 2025-04-28

累計読者数3
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

組織の中で「心理的安全性は大事だと思うけど、正直な意見が出なくなる瞬間がある」「多様性を活かしたいけれど、実際は摩擦のほうが目につく」──そんなモヤモヤってありませんか。自分もチームで議論が空回りするときに、何が足りないのか言語化できずに悩んでいました。 この本が教えてくれたのは、安心して話せる空気だけでは不十分で、知的誠実性という“もう一歩踏み込む姿勢”が欠けていると、違いから価値が生まれないという現実でした。心理的安全性と知的誠実性はどちらかを選ぶものではなく、そのバランスが崩れると一気に対話が弱くなる。さらに、そこに橋をかける力としてCQという概念があるのだと知ると、日々の会議で起きている小さな違和感の理由が少し整理されました。 個人的に一番効いたのは、多様性を扱うときに「自分がしてほしいことを相手にする」のではなく、「相手が望むことに合わせる」プラチナルールの考え方でした。価値観の重なりだけを見ていると、重なっていない部分に眠るアイデアや可能性を見落としてしまうという指摘も、実務の場面にかなり刺さります。組織側がパーパスを“発見するもの”として扱う姿勢や、リーダー自身が複数の“メガネ”を持つ必要性も、会社の空気づくりを考えるうえでヒントになります。 チームでの対話が形骸化していると感じる人や、多様性の扱いに疲れ始めている人には特におすすめです。自分の感覚を言葉にしてくれるような内容が多く、読んだ後に人との向き合い方を少し調整したくなる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【本書の内容】 ビジネスパーソンの必須教養 “CQ/⽂化の知能指数”の実践的バイブル 近年、組織⽂化の重要性がますます⾼まっています。 BANI(※)という不確実性の時代において、組織の成⻑や競争優位性を確⽴するためには、組織⽂化を意図的に醸成し⽂化を戦略の“良きパートナー”とすることが必要不可⽋だからです(どんなに素晴らしい戦略を立てても、組織文化と相反すれば、実行のスピードは鈍ってしまいます!)。 本書 『強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織⽂化』 では、組織⽂化を戦略の推進⼒として捉えています。そして、強い組織を築くために必要になるのはパーパスだけでなく、個⼈の価値観と⼀⼈ひとりの違いを活かすことだと提唱します。 そのために必要なのが、リーダーの CQ(⽂化の知能指数)です。 これからの時代は、CQを⾼めて⽂化を使いこなすことが重要になっていきます。CQは多様な⼈々を尊重し、共創する組織⽂化を育むブースターとなり得るのです。 では、いかにCQを使いこなすか――本書では、⽂化と経営の⽗、ヘールト・ホフステードに師事し、カルチャーの専⾨家として多くの組織⽂化変⾰を実現した著者の体験や、組織⽂化変⾰を実現した企業の実例を交えながら、その具体的手法を紹介します。 BANI(※1):BANIのBはBrittle(もろい)、AはAnxious(不安)、NはNon-Linear(⾮線形)、IはIncomprehensible(不可解)を指す。 【目次】 第1章 組織文化とは何か 第2章 不安定な現代への対処 第3章 組織と個人の関係性 第4章 多様性のつまずき 第5章 どこで誰とでも効果的に働くためのCQ 第6章 組織とCQ 第7章 共創の組織文化を醸成する 第8章 分極化の時代に 第9章 組織文化を語る
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