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時をかける貯金ゼロおじさん 35年前に戻った僕が投資でゆっくり「億り人」になる話 (中経出版)

時をかける貯金ゼロおじさん 35年前に戻った僕が投資でゆっくり「億り人」になる話 (中経出版)

桶井 道、堀田 孝之

累計読者数8
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star総合評価 59/100
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この本について

お金のことって、結局どこまで考えていいのか分からなくなる瞬間がありますよね。投資を始めたほうがいいのは分かる。でも、節約ばかりだと苦しくなるし、逆に増えてくると「もっと欲しい」という気持ちも出てくる。人間関係でも同じで、与えるのが大事と分かっていても、心の余裕がないと難しかったりします。僕自身もずっとその揺れの中にいます。 この本が面白いのは、「お金の正しさ」じゃなくて、「どう生きたいか」から逆算して投資を位置づけているところなんですよね。価値の優先順位をつけて、幸せにつながらない支出だけを減らす考え方は、無理がなくて現実的。しかも、投資を“世界と仲間になる行為”として扱っているのが新鮮で、アドラーの共同体感覚と結びつけて語られると、なんだか背中が軽くなるんです。お金を増やすんじゃなくて、選択肢を増やす。その視点が腑に落ちると、焦りが少し静かになります。 もうひとつ刺さったのは、「健康が投資の土台」という考え方。鏡を見る、体重計に乗る、ただそれだけで余計な出費と欲望の暴走を防げるという話は、正直ぐうの音も出ませんでした。未来の自分へ利子をつけて返していくような感覚が、生活の細部に宿るんですよね。 派手な成功談よりも、「長く続く生き方」を探している人に刺さる本です。無理に奮い立たせなくても、日々の選択がじわっと整っていく感覚がほしい人にはちょうどいいと思います。

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