
「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活) (ディスカヴァー携書)
三宅香帆
累計読者数11
平均ハイライト数 20.9件/人
star総合評価 63/100
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この本について
感想を書こうとすると「やばい」「最高」みたいな言葉しか出てこなくて、結局なにも言えてない気がする。人の感想を先に読んでしまって、自分の気持ちが上書きされるようなモヤモヤが残る。僕も同じで、好きな作品ほど言葉にできなくて悩むことが多いです。 この本がよかったのは、「語彙力がないから書けない」のではなく、「自分の言葉にたどりつく前に他人の言葉を浴びすぎているだけ」という視点をくれたことでした。まずは、他人の感想を見ないで、自分がどこで心が動いたのかを細かく拾う。ありきたりな言葉に逃げず、「どういうところが最高だったのか」をそっと分解してみる。その作業だけで、驚くほど自分の感情の輪郭が戻ってきます。そして、妄想でもいいから想像を広げてみることで、自分だけの言葉が育っていく。書く技術というより、自分の感情をちゃんと扱うための手順を教えてくれる本でした。 誰かの言葉に引っ張られやすい人や、「推しの良さを伝えたいのに何も言えない」と感じている人にすごく合うと思います。自分の好きの理由をひとつでも自分の言葉で言えたとき、その対象との距離が少しだけ近づく感覚があります。そんな小さな前進を手伝ってくれる一冊でした。
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