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CROの流儀 人・サービス・売り方を変え提供価値と収益を最大化する

CROの流儀 人・サービス・売り方を変え提供価値と収益を最大化する

大西 俊介

日経BP / 2025-06-06

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推定読了時間 約2時間58分
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この本について

仕事をしていると、「現場の感覚と経営の期待がどうしてもズレる」「顧客の本音に届いていない気がする」「組織の仕組みが自分の動き方と噛み合わない」みたいな、小さくない違和感が積み重なることがあります。自分の努力の問題ではなく、そもそもの“売り方”や“向き合い方”の設計に原因があるのでは、と感じる瞬間です。 この本を読むと、まさにその部分の視点が変わります。たとえば、経営層に届く提案をつくるには何が必要なのか、顧客専任モデルがどう機能し得るのか、データドリブンで売上と組織の風通しを同時に整えていくとはどういうことなのか。著者が富士通で実際にやってきた施策が具体的に描かれていて、机上の理論ではなく「こういう場面でこう決めた」という実務の温度がそのまま伝わってきます。読んでいるうちに、自分の現場でも何を変えると本質に近づけるのかが少しずつ輪郭を持ち始めます。 特に響いたのは、顧客と仲良くなるだけでは経営課題に届かないという指摘や、トップアプローチの重要性を“精神論ではなく構造”として語っているところです。個人の頑張りを責めるのではなく、仕組みと役割の再設計で状況を変えていく姿勢が一貫しています。 営業やコンサルの立場で「顧客の本質的な課題に向き合いたいのに、今のやり方だと難しい」と感じている人には、かなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書の著者である富士通執行役員副社長CROの大西俊介が2023年4月から就任した「CRO(最高収益責任者=Chief Revenue Officer)」。この役職は、IBM、SAP、セールスフォースといった世界的IT企業や急成長するスタートアップ企業が戦略的に配置し始めており、企業成長の要となる変革リーダーの職責として国際的に注目を集めています。 「単なる営業の親玉と誤解されがちですが、本質は全く異なります。顧客と企業の接点すべて―製品開発からビジネスモデル、組織体制、人材育成、顧客戦略まで―を顧客価値の最大化という視点から抜本的に変革するのがCROの使命です」と大西は話します。実際に大西は、2019年の富士通への再入社以降、時田隆仁社長CEOが主導する「時田改革」の実行役として、富士通を根本から変革する様々なプロジェクトを推進してきました。 本書は、富士通という日本を代表するグローバルIT企業が今まさに断行している変革をCROの立場で主導する著者が、その変革の舞台裏を、成功体験だけでなく直面した課題や障害、それを乗り越える処方箋も含めて明らかにし、CROという職責の役割をつまびらかにします。国内IT大手を皮切りに、外資系コンサルティング会社やインド系大手IT企業の日本代表といった多彩なキャリアを積んだ後に富士通に参加した著者だからこそ語れる、企業変革とリーダーシップのリアルな姿がそこにあります。 DX時代の経営者、事業責任者、変革推進リーダーはもちろん、顧客志向のビジネス創造に関わるすべての方々に役立つ、実践的変革バイブルです。
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