
ハーバードの人生を変えるライティング
ソン・スッキ and 中川理沙
かんき出版 / 2025-06-25
累計読者数6
平均ハイライト数 59.2件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 70/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 27%
この本について
文章を書くたびに、「これで本当に伝わるのか?」と手が止まることがよくあります。主語と述語がずれていたり、言いたいことが整理できていなかったり、読み手がどう受け取るのか想像できなかったり。書く以前に、自分の考えそのものがあいまいなんじゃないか…と落ち込むこともあります。 そんなとき、この本は“書けない理由”をふわっとした精神論ではなく、具体的な技術として見せてくれます。たとえば、読み手を動かす文章とは何かをキケロとデモステネスの対比で示し、「うまい文章とは行動につながるもの」という視点をくれます。また、主語と述語を正しく対応させるだけで読みやすさが劇的に変わるという、すぐに試せる基礎の話も丁寧です。そして何より、文章力の高い人ほど「書く時間の70%を修正に使う」という研究が示すように、初稿が下手でもいいという現実的な救いがあるのがありがたいです。 読み手を説得するためには具体例が欠かせない、という心理学の研究も紹介されていて、文章とコミュニケーションが地続きなんだと腑に落ちます。書くことは考えることだ、と何度も示されるので、文章に苦手意識がある人でも「とにかく書きながら整えばいい」と思えるはずです。 自分の考えをうまく言語化できずにもどかしさを抱えている人にとって、かなり実践的に効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
ハーバード大学の学生が4年間かけて学ぶライティングの授業に、1時間だけ投資してください。 「ひらめきをアイデアとして熟成させるためには、文章を書くのが一番だ」――ポール・ローマー(スタンフォード大学教授/ノーベル経済学賞受賞) 「ライティングこそが思考力を生み出す」――ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者) 「文章を書くとは考えることで、考えることは存在し、生きていくことだ。よって文章をうまく書ければ考えるのがうまくなり、考えるのがうまくなれば賢く生きられる。賢く生きる人は、より幸せになる確率が高い」――ジョーダン・ピーターソン(トロント大学教授/『生き抜くための12のルール 人生というカオスのための解毒剤』著者) ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット… なぜ、世界の一流は「書く」ことにこだわるのか? AI・ChatGPT時代に差がつく、ハーバード大学で150年伝わる世界最高のライティング授業。 世界トップ500社のCEOを最も多く輩出した大学。47人のノーベル賞受賞者を、32人の各国大統領を輩出した大学。世界を代表する名だたる起業家が通った大学。ハーバード大学の卒業生は、なぜ世界で活躍できるのか。 ハーバード大学がライティングによって達成しようとしているのは、「ロジカル・シンキングの向上」だ。なぜなら、論理力はさまざまな思考の土台であり、個人的、社会的な成功の基本だからだ。そのため、ハーバード大生は専攻に関係なく、在学中ずっとライティング力を鍛える。文章を書くということは、自分の考えを簡潔にまとめ、わかりやすい言葉で伝えることだ。また、そのように簡潔明瞭に考えられるということは、主体的な人生を生きられるという意味でもある。 本書でおもに扱う「オレオ公式(O.R.E.O.)」は、ハーバード大生が学ぶロジカル・ライティングに、世界的なコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが誇る、論理的思考力のフォーマットを合体させたフレームワークだ。 言葉や文章があふれる時代では、自分の頭で考え、その考えをいち早く伝えられる人がより多くのチャンスを手にする。本書で鍛えられるライティングの力は、そういったチャンスや道を切り拓く一番の、いや、唯一のカギなのだ。
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