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去年はいい年になるだろう

去年はいい年になるだろう

山本弘

PHP研究所 / 2010-04-01

累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約5時間18分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも日常でも、「人間ってどこまで信用していいんだろう」とふと立ち止まることがあります。相手の善意を期待して動いたのに、うまくいかない。仕組みや組織をつくるときも、最後は“人がちゃんとしてくれますように”という願いに寄りかかってしまう。頭では危ういと分かってるのに、他の方法が見えない。そんなモヤモヤに覚えがある人は多いと思います。 『去年はいい年になるだろう』は、一見するとSFなのに、こういう「人間への過信」みたいな問題に妙に刺さる場面が多いんですよね。読者が保存している「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース」や「スカイラブ」みたいな固有名詞は、単なるネタというより、“人間中心の考え方のズレ”を浮き彫りにする仕掛けとして効いてきます。そして何より、「人間の善意や賢明さに期待するシステムは必ず破綻する」という一文に、現実の私たちが抱える不安がそのまま重なってくるんです。 この本の効き方はすごく現実的で、読んだあとにすぐ人生が変わるようなタイプではありません。でも、仕事の仕組みづくりで「ここ、本当に人に頼って大丈夫か?」と一拍置いて考えられるようになったり、人との距離のとり方を少しだけ丁寧にしようとしたり、そういう静かな変化がじわじわ残ります。自分の“期待”がどこから来ているのかを見直すきっかけにもなります。 人間を嫌いになりたいわけじゃないけれど、信じるだけでも苦しい──そんな人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人を不幸から守るために、24世紀から来たロボット。彼らはやがて、SF作家の僕の人生も変えていく......。衝撃と感動の歴史改変小説。
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