
逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー 552)
渡辺 京二
平凡社 / 2005-09-01
累計読者数10
平均ハイライト数 5.5件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%
この本について
最近、人と話していても「同じ言葉を使ってるのに通じない感じ」があったり、仕事でも価値観のズレに疲れることが増えてきました。相手を理解したいと思うほど、距離が広がるようなあの感じです。自分の中の“当たり前”がどれだけ固まっているか、ふと立ち止まらされる瞬間があります。 『逝きし世の面影』を読んでいる人が、第十二章以降の「生類」「信仰」「心の垣根」といった部分を保存しているのを見ると、まさにそこに引っかかっているんだろうなと思います。江戸の人々が生き物や自然、目に見えないものとのあいだに結んでいた関係性は、現代の“合理的に考えるクセ”では測れないものばかり。でも、その素朴な感覚に触れることで、自分の中の前提が少しゆるみます。相手を理解しようとするとき、情報よりも「その時代の呼吸」を感じるほうが近道になることがある。そんな実感に近い気づきが、この本にはあります。 そして、巻末の「共感は理解の最良の方法」という言葉は大げさな教訓ではなく、むしろ自分の日々の行き詰まりをそっと整理してくれる感じです。人間関係でも仕事でも、“理解しようと力むほど遠ざかる”あのもどかしさがある人には、ひとつの視点の転換になると思います。 価値観の違いに疲れやすい人、自分の「心の垣根」を見直したい人には、とても静かに効いてくる本です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
昭和を問うなら開国を問え。そのためには開国以前の文明を問え。幕末から明治に日本を訪れた、異邦人による訪日記を読破。日本近代が失ったものの意味を根本から問い直した超大作。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




