
日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門
藤沢 数希
ダイヤモンド社 / 2011-10-14
累計読者数8
平均ハイライト数 38.1件/人
推定読了時間 約3時間59分
star総合評価 63/100
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この本について
経済の話って、ニュースでよく聞くのに、いざ自分の働き方や生活にどうつながるのか考え始めると、途端にモヤっとしてしまうことがあります。市場だとか政府の役割だとか、言葉は知っているのに「結局、自分にどう関係あるの?」という感覚が抜けないまま、なんとなく過ごしてしまう。僕もそうでした。 この本が助けてくれたのは、経済の仕組みを“社会科の知識”ではなく“自分の生活の舞台裏”として理解できるようになったことです。たとえば公共財の話は、税金の重さを感じているときに読むと、「ここは市場では回らないから、みんなで支えるしかない部分なんだな」と腹に落ちる。付加価値やGDPの説明は、日々の仕事で「自分は何を生み出しているのか」を見直すきっかけになるし、外部不経済の例は、安さだけで物を選んだときに無意識に誰かへ負担を押し付けている可能性があることを思い出させてくれます。 もうひとつ大きかったのは、資本主義の競争って弱肉強食ではなく「他者を喜ばせる競争なんだ」という視点です。失業や産業の変化が怖いのは当然だけれど、そこに政府のセーフティネットがどう作用するのかを知ると、単なる不安から少し距離を取れる。仕組みを理解すると、ニュースも仕事もぜんぶ別の見え方になります。 経済が「自分に関係ない専門用語の世界」に見えている人ほど、静かに効いてくる本です。
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出版社による紹介
人気ブログ「金融日記」の執筆者であり、外資系投資銀行マンである著者が、日本人に欠けている「グローバル資本主義を生き残るための経済学」の知識を解説する本。いま正にホットな為替レートや国債など、マクロ経済学のテーマがすんなりと理解できる。前著同様のシニカルな文体で、気軽な経済読み物としても楽しめる。
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