
知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)
池上 彰
KADOKAWA / 2019-06
累計読者数13
平均ハイライト数 11.4件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 55/100
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この本について
世界のニュースを見ていても、何が背景にあるのかよく分からず、ただ不安だけが増えることってありますよね。国同士がなぜ揉めるのか、宗教や資源がどう関係しているのか、わかったつもりで実は表面しか見えていない…そんな感覚、僕自身ずっとありました。 この本が助けてくれたのは、「世界の動きには、それぞれ理由がある」という当たり前だけど抜けがちな視点を、具体的なエピソードを通して拾い直せたことです。たとえばEUがトルコを入れたくない理由が“宗教・政治・経済の土台の違い”だと知ると、ニュースで聞く加盟交渉が急に立体的になりますし、サウジの厳格なワッハーブ派の話を読むと、中東情勢が単なる“遠い国の争い”ではなく、宗教観や価値観の積み重ねのうえで動いていることが腑に落ちます。街の書店に若者がいるかどうかで国の将来を見る、という話も、教育や人材がどれだけ国の行方を左右するかを実感させられました。 完璧に世界を理解できるわけではないけれど、ニュースを読むときの土台が一段しっかりする感じがあります。「世界のことを知らないまま流されるのはちょっと怖い」と感じている人には特に刺さると思います。 難しい専門書ではなく、生活の延長で世界の仕組みをつかみたい時にちょうどいい一冊です。
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