
やられっぱなしで終わらせない! ことばのゲリラ反撃術
ゆうき ゆう
すばる舎 / 2008-03-17
この本について
人と話していると、こちらが何もしていないのに、いつのまにか相手のペースに飲まれてしまうことってありませんか。反論したいわけでもないのに、気づけば謝っていたり、相手の怒りに巻き込まれて頭が真っ白になったり。僕も昔からここが苦手で、「もっと上手く受け流せたら…」と何度思ったか分かりません。 この本は、そんな場面でいきなり強くなるための“攻撃スキル”ではなく、まず相手の勢いを止める小さな工夫を積み重ねる本でした。読者が保存していた部分を見ると、特に刺さっていたのは「一度受け入れてから質問する」「小さな部分だけ認める」「相手の興奮が冷めるまで待つ」みたいな、現実の会話で無理なく使える動きなんですよね。たとえば相手が強めに来たときも、すぐ反論せずに「あと少しだけ聞く」ことで、こちらの思考を守る余裕ができるとか。怒りの矛先を和らげるための返答の仕方とか。実際、こういう“数秒でできる行動”が一番効いたりします。 そして面白いのは、主導権の取り返し方も決して力技じゃないところです。質問で流れを変えたり、ゆっくり話すことで空気を整えたり、小さな負けを認めてから平然としているだけで状況が好転したり。読みながら「あ、これなら今日から試せるな」と思える場面がいくつもありました。 相手の勢いに弱いけれど、強気にもなれずに困っている人。そんな人には特に刺さると思います。攻撃的にならずに“やられっぱなしを終わらせる”ための、現実的な選択肢が増える一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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