ヨムナビ
沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-(新潮文庫)

沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-(新潮文庫)

山崎 豊子

新潮社

累計読者数4
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約24時間55分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 83%

この本について

仕事で理不尽に巻き込まれたり、頑張っても評価されない場所にい続ける意味を考えてしまう時ってありますよね。周りを見れば華やかに見える人もいるのに、自分だけが澱んだ場所でもがいているように感じることもある。抜け出したいけど、簡単に割り切れない。そのあいだで気持ちが揺れるあの感じ、僕もよくわかります。 『沈まぬ太陽 アフリカ篇・下』は、そうした迷いに真正面から触れてくる巻でした。事故の裏に積み重なる「見えない異常」や、差別に抗い続ける人たちの姿は、職場の小さな不公平をどう扱うかという自分の態度にもつながってきます。特に、理不尽に耐えながら踏みとどまる恩地の葛藤は、「残るべきか、離れるべきか」を考える時の基準を少しだけ揺さぶってくれます。また、やりがいある仕事を与えられない苦しさの描写は、単に努力不足では説明できない“仕事の飢餓感”に名前をつけてくれるような感覚がありました。 派手な逆転劇があるわけではなく、状況が一気に好転するわけでもない。ただ、人がどう耐え、どう折り合いをつけるかの細部が丁寧に描かれていて、自分の働き方を見直すときの材料になります。あの「これでいいのか……」という恩地の自問は、そのまま僕たちの日常にも響きます。 いまの職場で立ち止まっている感覚がある人に刺さる巻だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

山崎 豊子の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命――。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける! ※当電子版は『沈まぬ太陽』(一)~(五)の全五巻をまとめた合本版です。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要