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半沢直樹 2 オレたち花のバブル組 (講談社文庫)

半沢直樹 2 オレたち花のバブル組 (講談社文庫)

池井戸潤

講談社 / 2019-11-14

累計読者数7
平均ハイライト数 5.9件/人
推定読了時間 約4時間52分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

仕事をしていると、「なんで自分だけこんな役回りなんだろう」とか、「人事ひとつで全部決まるのって理不尽すぎない?」みたいな気持ちになることがあると思います。頑張っても報われるか分からないし、クセの強い相手に振り回されて、こちらばかり消耗していく感じもある。自分の立ち位置が分からなくなる瞬間ってけっこうありますよね。 『オレたち花のバブル組』を読んで刺さるのは、そういう現実の泥くささを、そのまま真正面から描いているところだと思います。半沢が引かされる“空前絶後の貧乏くじ”をどう扱うかとか、力の強い者に下手に出る人間をどう見るかとか、「適任は君しかいない」と言われながら押しつけ仕事を回される場面とか、読者が保存している抜粋を見ると、まさにそこが刺さっているんだろうなと感じます。理屈ではなく、“職場で誰もが一度は遭遇する空気”が丁寧に書かれているので、自分の働き方を考えるきっかけになるんですよね。 とはいえ、この本は「逆転劇でスカッとする物語」だけではありません。半沢が言うように、人事で全てが決まるわけでもないし、結局はその時その場で自分がどう振る舞うかが大事だと、静かに腹落ちさせてくれるところがある。嫌な相手に食い込まざるを得ない状況でも、何を軸に動くかで結果の見え方が変わるというのは、フィクションだけど現実的な視点です。 仕事で「理不尽に振り回されて疲れた」と感じている人には、特に刺さると思います。今の状況をすぐ変えられなくても、自分の立ち位置の取り方を見つめ直すヒントになる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

栄転した営業本部で、今度は百二十億円もの巨大損失を出した伊勢島ホテルの立て直しを命じられた半沢直樹。金融庁黒崎による粗探しにも似た“検査”に備えつつ、再建計画を急ぐ中、赤字ホテルへ融資を続けた銀行側に疑念を持ち始める。この伏魔殿の奥で糸を引くのは誰か。「やられたら、十倍返し」の半沢、それがまさかの……!?
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