
七つの会議 (日本経済新聞出版)
池井戸潤
日経BP / 2012-11-01
累計読者数14
平均ハイライト数 3.4件/人
推定読了時間 約5時間44分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 43%
この本について
会社での立ち位置に迷ったとき、「自分は替えのきく部品なんじゃないか」とか、「この五年で何か得たのだろうか」とか、つい考えてしまうことがあります。出世を目指すのも違う気がするし、とはいえ流されるだけの毎日にも不安がつきまとう。そんな揺れる感じに覚えがあるなら、『七つの会議』のいくつかの場面はけっこう刺さると思います。 この物語が効いてくるのは、派手な成功よりも、「どう働くか」を静かに見直す視点が多いところです。たとえば八角の「期待しなければ裏切られない」という投げやりに聞こえる言葉も、実際には肩の力を抜いて自分の軸を取り戻すヒントになっていたりします。また、優衣や原島のように、知らず知らず“部品”になっていた人物が、自分の意思を取り戻す瞬間も描かれていて、ああ人はこうやって少しずつ主体性を取り戻すんだと感じさせられます。さらに、ねじ六のような小さな会社の描写から、誠実さを貫くことの代償と意味がちゃんと描かれているのも、この作品ならではです。 派手な逆転劇ではなく、等身大の働き方や迷いに寄り添ってくれる物語が読みたい人に向いています。今の仕事にモヤモヤがあるけれど、何を変えればいいのかまだ掴めない、そんなときにそっと背中を押してくれる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









