
No.1理論 ―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」
西田文郎
Pan Rolling Inc / 2014-05-10
この本について
最近、気持ちを切り替えたいのに切り替わらないとか、「前向きに考えよう」と思っても体がついてこないことってありませんか。僕もよくそうで、頑張る気持ちと、どこかでブレーキを踏む自分が同居している感覚にずっとモヤモヤしていました。 『No.1理論』を読んで面白いと思ったのは、「無理にポジティブになろう」とか「負の感情を消そう」とは言わないところなんです。むしろ、最初のネガティブは一度受け止めていい。そのあとで、自分に小さく“BUT”をつけるだけで脳の反応が変わる、という発想がすごく現実的でした。感情・イメージ・思考がそろわないと前に進みにくいのは、自分にも心当たりがありすぎて妙に納得してしまいます。 また、未来の自分を「具体的に」イメージできるかどうかで、感情までプラス方向に動くという話も刺さりました。意識だけを変えようとすると空回りしますが、体が感じるレベルで“できていそうな自分”を思い描けると、勝手に行動が変わる瞬間があるんですよね。これは実際に仕事の目標設定でかなり役に立ちました。 自分の気持ちの扱い方がよくわからないまま頑張ってきた人、あるいは「前向きになれと言われても困る」と感じている人には、かなりしっくりくると思います。僕自身、一気に劇的な変化が起きたわけではないですが、「切り替えられる場面が確実に増えてきた」という実感があります。そんな“現実的な前進”を探している人には合う本です。
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