
読書の今昔
寺田 寅彦
累計読者数3
平均ハイライト数 21件/人
star総合評価 58/100
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check_circle推定完走率 28%
この本について
最近、読書量だけが増えていくのに、頭の中があまり満たされていない気がすることが多いです。読んでいるはずなのに残らない、選び方も読み方もこれでいいのかよく分からない。そんな迷いのなかで手に取ったのが寺田寅彦の「読書の今昔」でした。 おもしろいのは、著者自身が「読書のしかたを聞かれても毎回うまく答えられない」と正直に書いているところです。正解を示すというより、一緒に迷いながら考えていく空気がある。そのうえで、「少なく読み、多く考える」とか、「評判より自分が本当に読みたいと思うものを読む」といった、ごく当たり前だけどなかなか徹底できない姿勢を改めて見せてくれます。子どもの頃の読書体験から好奇心が芽生えていく描写や、多読が頭を空虚にするという警句も、思い当たる人には静かに刺さるはずです。 特に、読書を“積む”ことが目的になりがちな人には、一度立ち止まるきっかけをくれる本だと思います。読み方や選び方のマニュアルというより、読書との距離感をもう一度取り戻したいときにそっと手を伸ばしたくなる一冊です。こんな人に刺さると思います。読むことに少し疲れてきたけれど、読むこと自体はやめたくない人。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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