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昭和史(上)

昭和史(上)

中村 隆英

累計読者数9
平均ハイライト数 4.9件/人
推定読了時間 約10時間11分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

最近、「日本の今ってどこから来たんだろう」と考えることがよくあります。政治も経済も複雑で、誰がどう動かしているのか見えない感じがして、ニュースを追っても土台がつかめないまま終わることが多いんですよね。 『昭和史(上)』を読んでいて感じたのは、その“土台”が思った以上に昭和初期までさかのぼらないと見えてこないということでした。軍部や枢密院の力関係がどう働いていたのか、財閥が経済の実権をどう握っていたのか、あるいは日本の「現代」がどこから始まったと考えるべきなのか。いまの社会の輪郭につながる線が、歴史の細かい制度や人物の動きの中にしっかり埋まっています。 特に、自分の感覚とつながったのは「誰が意思決定していたのかが表からは見えづらい」という構造が、当時からずっと続いてきたという視点でした。軍事予算をめぐるやり取りや、天皇と政府の微妙な権限配分など、抽象ではなく“運用のクセ”がわかると、歴史が急に立体的になります。いまの日本がどこでつまずきやすいのかも見えやすくなります。 歴史を「流れ」で理解したい人、あるいは現代のもやもやを一度過去に戻って整理したい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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出版社による紹介

昭和史をやさしく一から語り下ろした決定版
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