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ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

大鐘 良一 and 小原 健右

累計読者数9
平均ハイライト数 7.7件/人
推定読了時間 約5時間11分
star総合評価 54/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 43%

この本について

仕事でも日常でも、判断を求められる場面って意外と多いのに、「自分は今、何を求められているんだろう…」と立ち止まってしまうことってありますよね。リーダーとしてもフォロワーとしても中途半端な気がして、自信が揺れるときもあると思います。僕もよくあります。この本は、そんな“迷いながら動いている人”の背中を、そっと押してくれるタイプの一冊でした。 宇宙飛行士選抜という極限の試験が舞台なんですが、描かれているのはスーパーヒーローの物語ではなく、人間としてどう振る舞うかという、とても地に足のついた話です。たとえば「不明確なら進めない」と判断を止める勇気や、「あきらめずにまず動いてみる」姿勢の両方が必要なこと。あるいは、リーダーは牽引力だけでなく、フォロワーが意見を言いやすい空気まで整えること。こういう“地味だけど確実に効く視点”が随所に出てきます。読んでいると、自分の現場にそのまま置き換えて考えられるんですよね。 そしてもう一つ大きいのは、「選ばれるための演技は続かない」という示し方。候補者たちは試験を通じて、結局は“ありのままの自分”で勝負するしかないと気づいていきます。これが妙に刺さりました。仕事で無理に強がったり、完璧に振る舞おうとして空回りした経験がある人ほど、響く部分だと思います。 自分の判断軸や、人との向き合い方に迷っている人。そんな人に、この本は静かに作用します。宇宙の話だけれど、読み終えるころには「あ、明日ちょっとだけ動き方を変えてみよう」と思える、地上のためのドキュメントです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2008年2月、日本で10年ぶりとなる宇宙飛行士の募集が、日本の宇宙研究・開発を担うJAXAによって発表された。応募総数は史上最多。そして、選抜試験自体も最難関で熾烈を極めるものとなった。本書は、この選抜試験の取材を日本で初めて許され、さらに候補者10人に絞られた最終試験では一部始終に密着することに成功した、NHKの番組スタッフによるドキュメンタリー。その10人がおかれた閉鎖環境という特殊な状況下で、彼らは何を考え、語り、行動したのかをつぶさに追ってゆく。宇宙という極限の環境において自らの命を賭け、かつ他の乗組員の命をも預かる宇宙飛行士とはどういう職業なのか。その資質と人間力に迫る。
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