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合本 鬼平犯科帳(一)~(二十四)【文春e-Books】

合本 鬼平犯科帳(一)~(二十四)【文春e-Books】

池波正太郎

文藝春秋

累計読者数9
平均ハイライト数 7.1件/人
推定読了時間 約91時間31分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%

この本について

仕事の人間関係でも、家のことでも、「相手の気持ちが読めないな」とか「自分の立ち回りが下手だな」と感じる日が続くことがあります。割り切ればいいのに割り切れず、理屈では説明できない引っかかりだけが残ることもあって。そのモヤモヤが積もると、ちょっとした場面で余裕がなくなるんですよね。 鬼平犯科帳を読んでいると、その引っかかり自体が少しやわらいできます。たとえば、人の裏表や弱さが淡々と描かれていて、「人情が欠けると智も鈍る」という一文が妙に腑に落ちる。正しさで押し切るんじゃなく、状況や背景を含めて相手を見る目が自然と養われる感じがあります。また、登場人物たちの“生きる位置”が具体的で、和光同塵のように力を誇示せず世に溶け込む姿勢や、盗賊が最後の一仕事で身の振り方を決める覚悟など、現代の私たちにも置き換えられる視点が多いんです。 もう一つ、この物語は「好きじゃないけどやめられない」ものを抱えた人間を、そのままの形で置いてくれます。善悪を単純に裁かず、曖昧な部分をそのまま扱うので、自分の迷いも否定されない。読み進めるほどに、他人を決めつけずに済む余白を取り戻していく感覚があります。 人の気持ちの複雑さに少し疲れている人、つい白黒つけてしまいがちな人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

池波正太郎の永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵は、その取り締まりの豪腕ぶりで、世の盗賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として育った苦労人。昔は放蕩無頼の限りを尽くし、義理も人情も心得て、ときには捕らえた盗賊にも情けをかける、心優しき男。 筆頭与力の佐嶋忠介、平蔵の長男・宣義、妻の久栄、平蔵の腹違いの妹・お園など、馴染みの顔ぶれが大活躍! テレビドラマ化、舞台化、漫画化など、日本人では知らぬ者のいない大人気の鬼平シリーズを全話収録したシリーズ全24巻(文春文庫)が、電子書籍の合本として登場。
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