ヨムナビ
ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)

ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)

サン=テグジュペリ and 野崎 歓

累計読者数8
平均ハイライト数 9.1件/人
推定読了時間 約3時間29分
star総合評価 55/100
bookmarkリファレンス型
check_circle推定完走率 57%

この本について

大人になってくると、自分でも理由がよくわからない焦りや、誰かとの距離の取り方に迷うことが増えますよね。仕事でも私生活でも、「ちゃんとできてるのかな」「わかり合うってどうやるんだっけ」と立ち止まる瞬間がある。そんなときに『ちいさな王子』を読み返すと、説明しすぎたり、成果ばかり気にしたりして、肝心の“心で見る”ことを忘れていた自分に気づかされます。 この本の言葉はきれいごとに見えて、実はすごく現実的です。たとえば、人間関係がうまくいかないときって、相手の言葉より行動を見るべきなのに、つい表面の言い回しばかり気にしてしまう。王子の「お花が何をしてくれたかで判断すべきだった」という後悔は、そのまま大人の私たちの失敗と重なります。また、関係を育てるのには時間がかかり、説明よりも沈黙の寄り添いが効く場面があるというキツネの話も、人との距離感で迷うときにじわっと沁みます。 さらに、王子やキツネの「責任」という言葉は少し重いけれど、誰かを大切にするって結局こういうことだよな、と現実の生活にすっと落ちます。仕事でも家庭でも、なんとなく消費するような関係ばかりになりがちななかで、自分が時間をかけて関わったものだけが“特別になる”という視点は、忙しさに流されやすい大人こそ思い出したいところです。 自分のペースを見失いがちな人、そして誰かとの関係を丁寧に育てたいと思っている人に、とても静かに効いてくる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要