
10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術
裴 英洙
この本について
仕事が積み上がってくると、「どれから手をつければいいんだろう」「今日のパフォーマンスが妙に安定しない」といった、小さなモヤモヤがずっと残ったまま働いてしまうことがあります。僕もまさにそのタイプで、タスク管理ツールを変えても劇的に変わらず、結局“判断のばらつき”に振り回されているだけなんじゃないかと気づいたのは最近でした。 『トリアージ仕事術』が刺さったのは、この“ばらつき”をどう減らすかを、精神論ではなく具体的に示してくれるところです。情報を捨てる基準を5つに割り切る話や、タスクを因数分解してメルクマールを置く思考の流れは、そのまま日々の迷いを減らす型として機能します。そして意外だったのは、仕事の前にまず「体」が最優先に来るという扱いです。睡眠や体調管理を“崩せない土台”として位置づけることで、そもそもの判断力のムラを抑える発想は、読んでから自分の生活にも静かに効いてきました。 もう一つ良かったのは、最初から当たりを狙わず、外れを除いていく姿勢が書かれていたところです。無理に正解を探しに行くのではなく、可能性を削っていくことで自然と視界が開ける感覚は、焦りが強い時ほど助けられます。プチ成功を積み重ねるやり方も含めて、「特別な才能がない日でも前に進める方法」がここにはあります。 仕事の判断がぶれやすい人や、毎日タスクに追われているのに成果の手応えが薄い人には、特にしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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