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となりの脅迫者 フェニックスシリーズ

となりの脅迫者 フェニックスシリーズ

スーザン・フォワード、亀井よし子

累計読者数6
平均ハイライト数 40.3件/人
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

誰かの機嫌や言い方ひとつで、こちらの判断がぶれてしまうときがあります。断るだけの話なのに罪悪感が押し寄せたり、「自分がおかしいのでは」と急に不安になったり。普段は冷静なはずなのに、特定の相手とのやり取りになると急に視界がぼやけるような感じになる。そういう経験、けっこうあると思います。 『となりの脅迫者』は、その“ぼやける理由”を淡々と説明してくれる本でした。相手が悪人だから、という単純な話ではなく、恐怖心・義務感・罪悪感という霧の中で、人がどう反応してしまうのかを具体的な場面で見せてくれます。自分が過剰に気をつかってしまう瞬間や、相手のレッテル貼りに揺さぶられてしまう感覚が、なぜ起きるのかを言語化してくれるだけでも、だいぶ足場が固まる感じがありました。とくに「相手が求めるほど自分は求めていないだけで、おかしいわけではない」という視点は、関係の距離感を取り戻すうえで大きかったです。 読み進めると、ブラックメール発信者の多くが“怪物ではない”という現実的な指摘にも助けられます。こちらが理解を向けすぎると逆効果になること、そして関係そのものを諦める必要はなく、まず自分の反応パターンを理解して調整することが大事だと示してくれる。感情の揺れが強い場面ほど、こういう冷静な視点がありがたいものです。 身近な誰かとの関係で「なんか自分だけ疲れている気がする」と感じている人には、特に刺さる一冊だと思います。

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