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モラル・ハラスメントの心理構造

モラル・ハラスメントの心理構造

加藤諦三

累計読者数5
平均ハイライト数 65.2件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 65/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

人間関係で「なんであの人だけ妙に疲れるんだろう」とか、「相手は善意のつもりらしいのに、自分だけ消耗していく」と感じる瞬間ってありますよね。こちらが敏感すぎるのか、それとも相手に何かあるのか、判断がつかないまま自分だけ責めてしまう…。僕もずっとその堂々巡りをしてきました。 この本を読んで感じたのは、加害と被害の境界線が“わかりにくい”時こそ、相手の言葉より行動の構造を見たほうがいいということです。例えば、立派なことを繰り返す人が実は感情で縛ろうとしている場合や、「あなたのため」と言いながら相手を弱らせていく関係のパターンなど、日常では流してしまいがちな場面が丁寧に説明されています。そして被害側が自己卑下や罪悪感で関係を固定してしまうプロセスも、心理学的に整理されていて、自分の中で説明がつく感覚がありました。 特に響いたのは、「相手の善意らしきものに合わせようとするほど、こちらの感覚が麻痺していく」あの感じに名前が付いたことです。現実の捉え方を取り戻すために何から始めればいいのか、納得できる順序で書かれているので、辛さの原因が“気のせいではなかった”と確認したい人には合うと思います。 自分の違和感を言葉にできずに抱え込んでいる人に、じわっと効く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「あなたのため」「仲良くしよう」「人間は皆同じ」は、すべて嘘!愛の言葉を持ち出し、相手を縛るモラル・ハラスメントは、人の心を弱くして、生きるエネルギーを奪う―その恐ろしい実態を解明する!
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