
ボートの三人男 (中公文庫)
ジェローム・K・ジェローム and 丸谷才一
累計読者数5
平均ハイライト数 5.4件/人
推定読了時間 約8時間
star総合評価 22/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
仕事でも日常でも、うまくいかない日のほうが多い気がします。やる時は眠くなるのに、寝ていい時に限って落ち着かないとか、頑張ろうと決意した直後に気が変わるとか…。自分でも笑えてくるような「人生の噛み合わなさ」に振り回されて、軽くため息が出るあの感じです。 『ボートの三人男』を読んでいて、抜粋を保存した方もきっと同じところで引っかかったんじゃないかと思います。たとえば、肝心な時だけ二度寝をしてしまう話や、待っていると絶対にお湯が沸かない話。こういう“あるある”が延々と続くのですが、そのどれもが笑えるだけじゃなく、「人間って結局こういうもんだよな」と肩の力を抜かせてくれるんです。理想を掲げても結局お腹が空いたら不機嫌になるとか、荷物を減らさないと前に進めないとか、生活のリアルな重さに寄り添ってくる感じがあるんですよね。 読んでいて思ったのは、この本は「前向きになろう」とか「人生を変えよう」と言ってくるタイプではなくて、むしろ逆で、どうにもならない日常をそのまま抱えていいと言ってくれる作品だということです。混乱や不条理を笑い飛ばしながら、ちょっとだけ視点をずらしてくれる。そのゆるい変化が、意外と効いてきます。 日々の“噛み合わなさ”にうっすら疲れている人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。
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出版社による紹介
ありとあらゆる病気に罹っていると判断した僕は、休養と変化を求めて、友人ハリスとジョージ、そして犬のモンモランシーとともに、ボートに荷物を積み込み(歯ブラシは入れた?)、テムズ河を遡上する旅に出る。景勝地を巡ってゆっくりするはずが、トラブルとハプニングの連続で...。料理へのこだわり、武勇伝くらべ、やせがまん対決、パブでの騒動...独身男三人で旅をすれば、あることないことで議論になり、他人に迷惑をかけたりかけられたり、大まじめだからこそ「ふふっ」と笑える事態に事欠かない。英国ユーモア小説の傑作!
読んだ内容を、もう忘れない。
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