
組織と人を活性化するインナーコミュニケーションと社内報 企業広報ブック
産業編集センター
この本について
社内のコミュニケーションって、やってもやっても「伝わってる気がしない」というモヤモヤが残りがちですよね。トップの意図が社員に届かないとか、社内報を作っても反応が薄いとか、情報は投げているのに現場の行動が変わらないとか…。僕自身、広報でも人事でもないのに、この壁にぶつかる場面がけっこうありました。 この本が面白いのは、「情報を届ける」ではなく「行動を変える」ことをインナーコミュニケーションの本質として扱っているところです。読者が保存していた部分にもありましたが、情報量は増えているのに人が処理できる量はそこまで増えていない。だからこそ、“知る→気づく→理解する→共感する→動く→変わる”という流れをどう設計するかが重要になる、と丁寧に説明してくれます。紙・ウェブ・対面の役割の違いもかなり具体的で、電子は速報性、紙は考える余白、と割り切っているのが実務的で助かります。 特に、「紙媒体は社員との対話を深める」「クロスメディアは段階的に情報を加工する」という考え方は、僕の中の“社内報=お知らせまとめ”という雑なイメージをひっくり返してくれました。社員に理解してもらうための物語構造の話も、現場で悩んでいると腑に落ちやすいです。 組織の雰囲気を少しでも前向きにしたいけれど、何から手をつければいいかわからない人。特に「社内の温度差」に悩んでいる人には、かなり実務に寄ったヒントをくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
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