
都市計画の世界史 (講談社現代新書)
日端康雄
累計読者数5
平均ハイライト数 7.2件/人
推定読了時間 約7時間10分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
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この本について
街を歩いていて、「なんでこの区画はこんな形なんだろう」とか、「全体の計画と現場の事情って、どこで折り合いをつけてるんだろう」といったモヤモヤが、僕の中でずっと残っていました。仕事でまちづくりに関わるとなおさらで、個々の課題に向き合いながらも、どこかで“大きな流れ”を見失いがちなんですよね。 『都市計画の世界史』は、そのモヤモヤを少しだけ整理してくれました。産業革命をきっかけに、都市が「全体」と「部分」を同時に扱えないほど巨大化し、二つの論理を重ねて運営するしかなくなった話は、現代の業務フローにも通じる感覚があります。古代インダスの格子状道路や、平安京の細かな単位分割など、都市がどのように“管理できる形”へと編まれていったかを知ると、いま目の前にある街の成り立ちが急に立体的に見えてくるんです。また、都市が経済や宗教、軍事といった背景によって姿を変えてきた歴史をたどると、「万能の正解はない」という安心感も生まれます。 自分の仕事の判断軸をアップデートしたい人や、街をただの生活インフラ以上のものとして捉えたい人に刺さると思います。歴史のスケールは大きいですが、読み終える頃には、足元の町並みを前よりやさしく眺められるようになります。
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出版社による紹介
人類が都市にこめた思想と知恵に迫る。古代エジプト、メソポタミアの都市から現代の巨大都市まで。
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