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脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき (ブルーバックス)

脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき (ブルーバックス)

毛内拡

講談社 / 2020-12-17

累計読者数20
平均ハイライト数 19.4件/人
推定読了時間 約4時間58分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で頭がうまく回らない日や、疲れているのに考えごとだけは止まらない日ってありますよね。自分の脳って、もっと単純な仕組みだと思っていたのに、どう扱えばいいのかよく分からないまま走っている感じが続くことがあります。 この本を読んでおもしろかったのは、「脳の中で何が起きているのか」をニューロン中心ではなく、細胞外スペースやアストロサイトまで含めた“場”として捉えられるようになったことでした。脳細胞の半分がグリア細胞だとか、脳脊髄液がただの水ではなく常に流れて老廃物を運んでいるとか、普段まったく意識していない部分が実は働きの土台になっていると分かると、自分の調子の波を「気合の問題」で片付けなくてよくなるんです。特にアストロサイトが電気的に静かなのに重要な役割を担っているという話は、見えない部分が実は効いているという感覚と重なりました。 研究の歴史や電気生理・顕微鏡技術の視点まで整理されていて、「脳をどう理解すればいいか」という地図を持てるのも助かります。自分のコンディションに理由を求めたくなる人や、脳科学を“使う側”の視点で知りたい人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ、私たちは「特別」なのか?――その答えはここにある。 心のはたらき、知性、ひらめき…… ニューロンだけではわからなかった、 「人間らしさ」を生み出す、知られざる脳の正体 脳のはたらきは、ニューロンが担っている ――この常識が覆されようとしている。 脳の中には、知られざる「すきま」があり、 そこを舞台に、様々な脳活動が繰り広げられていたのだ。 細胞外スペースに流れる脳脊髄液、 その中で拡散する神経修飾物質や細胞外電場、 そして、脳細胞の半分を占めるグリア細胞。 私たちの心や知性の源は、ここにあるかもしれない。 「神経科学の王道」に挑む、新しい脳科学が誕生! ◆おもな内容 ・寝ている間に流れる「水」が脳内を掃除している ・認知症と脳を流れる水、睡眠の意外な関係 ・脳の若さの秘訣は「すきま」にあった!? ・脳の「すきま」に拡散する物質が気分を決める ・ワイヤレス伝送のような脳の信号伝達があった! ・電気を流すと頭が良くなる? 神経回路がシンプルな人ほどIQが高い? ・知性やひらめきと関係する「もう一つの脳細胞」 ・脳科学から考える、脳を健康に保つ方法 ……など ◆目次 プロローグ 「生きている」とはどういうことか 第1章 情報伝達の基本、ニューロンのはたらき ――コンピュータのように速くて精密なメカニズム 第2章 「見えない脳のはたらき」を“視る”方法 ――脳研究はどのように発展してきたか 第3章 脳の「すきま」が気分を決める? ――細胞外スペースは脳の“モード”の調整役 第4章 脳の中を流れる「水」が掃除をしている? ――脳脊髄液と認知症の意外な関係 第5章 脳はシナプス以外でも“会話”している? ――ワイヤレスな情報伝達「細胞外電場」 第6章 頭が良いとはどういうことか? ――「知性」の進化の鍵を握るアストロサイト エピローグ 「こころのはたらき」を解き明かす鍵 ――変化し続ける脳内環境が生み出すもの
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