
池田大作「権力者」の構造 (講談社+α文庫)
溝口敦
講談社 / 2005-09-20
累計読者数3
平均ハイライト数 11.7件/人
推定読了時間 約4時間4分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
最近、組織の「空気」に振り回されて、自分の判断まで曖昧になるときがあります。強い“確信”を語る人が場を支配すると、内容の妥当性よりも勢いだけが通ってしまう感じ。歴史を振り返ってみないと、この感覚の正体がつかめないままなんですよね。 この本は、まさにその「なぜ人は確信に引っ張られるのか」というモヤモヤに手がかりをくれました。戦後の混乱期、拠りどころを失った人々がどんな言葉に救いを求めたのか。宗教と政治がどう結びつき、組織が権力へ向かうときに内部で何が起きるのか。抜粋にもあるように、恐怖や不安が弱い個人をどれだけ縛るのか。具体的な証言や当時の空気感を並べていくことで、抽象論では見えなかった“人が動く理由”が立体的に見えてきます。 特に、確信を持つ者が時代の混乱の中で威圧的な力を帯びていく描写は、今の職場やネットにも通じていて、自分の身の守り方を考えるきっかけになりました。誰かを断罪する本ではなく、組織の力学や人間の弱さを理解するための材料が淡々と積み上がっている感じです。 権威や確信の強さに違和感を覚えつつ、うまく距離を取れない人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
“稀代のカリスマ”池田大作――。その権勢は日本国内にとどまらず、創価学会インターナショナル(SGI)を率いて世界中に信奉者の裾野を広げる。海苔製造業者の五男として生まれた池田大作が、日本屈指の権力者に上り詰めるまでの波瀾に満ちた人生を克明に説き明かす。<本書は一九八一年六月に刊行された『堕ちた庶民の神――池田大作ドキュメント』に一部加筆・修正の上、文庫化したものです>
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









