
ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?
荻島 央江
日経BP / 2010-10-21
この本について
仕事で人に説明するとき、「ちゃんと話そう」と意識すればするほど、逆に言葉が空回りすることってありますよね。自分をよく見せたい気持ちが先に立って、肝心の“伝わったかどうか”が置いてけぼりになるあの感覚。僕も同じで、資料を作り込んだのに相手の表情が動かない瞬間、何か大事なところを間違えている気がしていました。 『ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?』は、そんなモヤモヤに対して「上手さより、分かりやすさ」「機能より、生活の変化」という、ある意味すごくシンプルな視点を突きつけてきます。ジャパネットの現場では、台本を読むより、自分が感じた言葉で“どんな暮らしが待っているか”を話すことが徹底されています。技術ではなく、相手がイメージできるように伝えること。緊張しないのは、うまくやろうとしないから。売れなかったときでさえ、「説明が分かりづらかったのかも」というメッセージとして読み取る。そんな姿勢が淡々と描かれています。 読み終えたあと、僕は「自分の仕事の意味を一度立ち止まって考えてみる」という行動に自然と向かいました。相手は機能を求めているんじゃなくて、“自分の生活がどう楽になるか”を知りたいだけ。そう思うと、説明の作り方も、企画を選ぶ基準も少し変わります。無理に背伸びしなくても、感じたことを自分の言葉で伝えていいんだと腹落ちしたのは、この本ならではでした。 自分の伝え方にしっくり来ていない人、あるいは「頑張っているのに届かない」と感じている人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




