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ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

尾原 和啓

NHK出版 / 2015-06-10

累計読者数59
平均ハイライト数 20.9件/人
推定読了時間 約4時間52分
star総合評価 72/100
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この本について

仕事でサービス設計に関わっていると、「人って何に心を動かされるんだろう」とか「技術が進んでも結局、どこを見ればいいのか」がよくわからなくなることがあります。便利さを追うほど世界が複雑に見えてきて、自分の判断軸がどこにあるのか迷うような感覚です。 『ザ・プラットフォーム』は、その迷いに対して「人間の行動がどう積み重なり、サービスが育っていくのか」を静かに教えてくれる本でした。エアビーの“感謝が連鎖していく”構造や、ミクシィの段差の小さな行動設計、楽天の横のつながりの強さなど、個別の事例として読むとバラバラなんですが、著者はそこに一貫して「人が次の一歩を踏み出せる設計とは何か」を見ています。だから読みながら、自分が作るサービスにも「気づかないうちに人を動かしてしまう流れ」があることを思い出させられるんですよね。 そして、本書が少し面白いのは、テクノロジーの話をしているようでいて、人間の欲求や文化の違い、利他的な行動がどう積み上がるかといった“土台”の話まで潜っていくところです。アップルの価値観設計や、グーグルのミッション、連歌のモチーフ継承まで出てくるのに、全部「人がどうつながり、どう表現したいか」の話として腑に落ちていきます。 プラットフォームをつくる側だけでなく、「自分の仕事が人の行動とどう関わっているか迷う人」に刺さる本だと思います。自分の立ち位置を少し外側から見直したいときにちょうどいい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アップル、グーグル、フェイスブック...今や国家や社会の基盤に成長した巨大IT企業を動かす基本原理とは何か?わかりやすい語り口に定評のある『ITビジネスの原理』の著者が、「共通価値」をキーワードにネットサービスを根本から解説。超国家的プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!
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