
はい、泳げません(新潮文庫)
高橋 秀実
新潮社 / 2007-12-01
累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約2時間42分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 44%
この本について
日々、うまくやろうとするほど体が固まっていく感じってありませんか。仕事でも人間関係でも、「力を抜けばいい」と言われても、そもそもどう抜けばいいのか分からない。焦れば焦るほど沈んでいくような感覚だけが残る。僕もけっこう長くそのループにはまっていました。 『はい、泳げません』は、水泳の話をしているようで、実は「うまくやろうとする自分」とどう付き合うかの本でした。印象に残ったのは、コーチが繰り返す「答えなんてない」「さっきと今は違う」という姿勢で、これは日常にもそのまま持ち込めるなと感じました。例えば、焦ると体に余計な力が入り、沈んでいくという描写は、そのまま仕事でいっぱいいっぱいになる時の自分と重なるし、「自分のことだけ考えていると前屈みになる」という言葉も、視野が狭くなっていた日に思い当たります。水中では“ちょっと動いてスーッと伸びる”だけでいい、という発想も、力任せでやろうとしていた自分をほどくきっかけになりました。 水泳に興味がなくても、考えすぎて空回りしがちな人には、じわっと来るものがあると思います。完璧にやろうとしなくてもいいし、今日は沈んでも明日は浮くかもしれない。そのくらいの温度で自分を扱えるようになりたい人に向いている一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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出版社による紹介
超がつく水嫌い。小学生の時にプールで溺れて救急車を呼ばれた。大人になっても、海・湖・川などたくさんの水を見るだけで足がすくむ。なのに、なぜか水泳教室に通う羽目に。悩みながら、愚痴りながら、「泳げる」と「泳げない」の間を漂った2年間。混乱に次ぐ混乱、抱腹絶倒の記録。史上初、〈泳げない人〉が書いた水泳読本。泳げるようになって、人生変りましたか、ヒデミネさん?
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