
世界でもっとも美しい10の科学実験
ロバート P クリース、青木 薫
日経BP / 2006-09-19
累計読者数5
平均ハイライト数 9.8件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 31/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、複雑なものを前にすると「結局、何が本質なんだろう…」と立ち止まることがけっこうあります。情報は多いのに、視点だけが定まらない感じというか。そんなときにこの本を読むと、少し肩の力が抜けるというか、「深い理解って、こんなふうに生まれるのか」と腑に落ちる瞬間がありました。 この本で描かれる“美しい実験”は、派手さよりも、ものの見方を一変させる決定的な瞬間がどこに宿るのかを教えてくれます。たとえば、ただ影の長さを測るだけで地球の大きさがわかるという発想は、特別な才能というより、宇宙の捉え方を丁寧に積み重ねた結果だとわかります。また、科学者が「美しい」と感じる感覚が、芸術のそれとは違うのに、どこか共通しているという揺らぎに触れることで、自分の“理解の喜び”の源も少し言語化できるようになります。 忙しい毎日の中で、「知ることの意味」を改めて整えたい時に効く本でした。特に、目の前の仕事をどう深めるか悩む人や、抽象と具体の行き来にいつも迷っている人には静かに刺さると思います。
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出版社による紹介
実験で知る科学史。科学史(特に物理学)に残る著名な実験のうち、物理学誌の読者投票で選ばれた最も美しい実験のベスト10を式なしで説明し、美しさのポイントを絵画の鑑賞のように易しく解説します。実験の背景となる理論や、実験の概要を説明した後、著者が美しいと感じた理由やトリビア的な知識を開陳します。扱っているテーマは、エラトステネスの地球の外周の長さを求める実験、ガリレオがピサの斜塔で落下の法則を確認した実験、ガリレオが慣性の法則を確認した実験、ニュートンがプリズムで確認した光の分散の実験、フーコーの振り子による地球自転を確認する実験、ファインマンの量子力学に関する2重スリットの思考実験など。
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