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文章は接続詞で決まる (光文社新書)

文章は接続詞で決まる (光文社新書)

石黒 圭

光文社 / 2008-09

累計読者数39
平均ハイライト数 18.9件/人
推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

文章を書いていて、なんとなく「言いたいことはあるのに、順番が整わない」「自分では筋が通っているつもりなのに、読み手には伝わらない」と感じることがありませんか。僕もよくあります。内容以前に、文と文のつなぎ方でつまずいている気がするのに、そこをどう直せばいいのかがわからないまま進めてしまうんですよね。 この本が面白いのは、接続詞を「意味をもつ言葉」ではなく、「文の流れをどう扱うか」という視点で説明してくれるところです。たとえば「だから」は強引に自分の結論へ持っていく語感がある、とか、「それでも」には“状況が変わるはずなのに変わらない”という予告のニュアンスがある、とか。言われてみれば確かにそうなのに、普段ほぼ無意識で使っていますよね。接続詞を選ぶだけで、書き手がどんな姿勢で話を進めているのかが変わる、というのが腑に落ちてきます。 さらに、接続詞と指示詞の違いの説明も個人的には刺さりました。指示詞は材料を持ちこみ、接続詞は展開の向きを示す。ここを意識するだけで、「なんだかモヤッとする段落」が少しずつ整っていく実感があります。文章の構造が見えると、逆接を多用して議論が渋滞する、あのよくある現象も避けやすくなります。 仕事で文章を書くことが多い人、あるいは「説明が長くなる」と言われがちな人には特に向いている一冊だと思います。文体を変えるというより、文章の骨組みを立て直す感覚に近い本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

多種多様な役割を知り、効果的に使い分けるには―接続詞使用のセンスを磨くための小辞典。
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