
もういちど読む 山川世界史
「世界の歴史」編集委員会
累計読者数18
平均ハイライト数 21.2件/人
推定読了時間 約6時間12分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
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この本について
世界史を勉強し直したい気持ちはあるのに、いざ本を開くと「この出来事とあの出来事、どうつながってるんだっけ…」というモヤモヤが残ったままになること、けっこうあると思います。自分も最近まで、ヨーロッパの不況やイスラームの拡大、植民地競争みたいな話がそれぞれ独立した “点” にしか見えていませんでした。 この本を読んで助かったのは、その点がゆっくり線につながっていく感覚が戻ってきたことです。たとえば、クリミア戦争での勢力図の変化が、のちのドイツ・イタリア統一に追い風をつくるとか、産業革命後の不況が列強の植民地争いにつながるとか、教科書だと分断されがちな動きが一連の流れとして見やすくなるんですよね。インダス文明からローマ共和政の揺らぎ、中世の地中海世界の変質まで、地域も時代も一度視野に広げて読むと、「ああ、世界史ってこうつながってたのか」と少し肩の力が抜けました。 大げさな気づきではなく、日々ニュースを見ていて「いまの世界、なんでこんな配置なんだろう」と思ったときに、そっと背景を照らしてくれる感じです。細かい出来事を覚えるより、歴史の流れを一枚の地図みたいに捉えたい人に刺さると思います。
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