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「もっと読みたい」と思わせる文章を書く

「もっと読みたい」と思わせる文章を書く

加藤 明

すばる舎 / 2013-12

累計読者数14
平均ハイライト数 7.4件/人
推定読了時間 約1時間29分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

文章を書こうとすると、どうしても「言葉選び」ばかり気にしてしまう時があります。自分もそうで、うまく書けない日はだいたい表現力のせいにしていました。ただ、どれだけ推敲しても読み手に届かない文章がある一方で、構成を少し直しただけで急に伝わる文章に変わることもあって、その差にずっとモヤモヤしていました。 この本で強く感じたのは、「文章力より先に、型でできることがある」という現実的な視点でした。起承転結の比率を明示してくれるのもありがたいのですが、特に刺さったのは「一番言いたいことは転に置く」という考え方です。書きたいことを四つに分けて、余分なものは捨てる。起と承は主役じゃないから、寄り道せずに転へ向かう。その潔さのおかげで、読まれない文章がどこで迷子になっていたのか、ようやく自覚できました。また、書き手と読み手という二つの中心点を意識する話も、自分よがりになりやすい場面で何度も思い出した部分です。 エッセイを書きたいけれど、いつも「ただの出来事の羅列」になってしまう人や、伝えたいのに伝わらない感覚を持っている人には特に刺さると思います。才能やセンスの話ではなく、構成という努力できる場所から整えていく。そんな現実的な道筋を示してくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

表現力や語彙の豊かさだけが、文章のうまさではありません。そのような特別な文才がなくても、「起承転結」の組み立てと「素材」の切り口で、だれにでも読ませるエッセイが書けます。 週刊朝日編集長、朝日新聞論説委員をつとめた著者が実例をもとに、「他人に最後まで読まれる」ポイントを丁寧に解説。「うまい」「面白い」「感動した」……あなたの書いた作品に読み手の反応が変わる。そんな読む人の心を惹きつけるエッセイを書いてみたい、という人のための実践的な一冊です! 【株式会社すばる舎】
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